バーストラウマ・インナーチャイルドについて

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バーストラウマ

文字通り「生まれる時に出来るトラウマ」になります。


正確には母親の胎内にいる時から生後3ヶ月くらいまでに出来る「心の傷」のことを指します。


バーストラウマの主な原因としては以下のような事象が関係すると言われています。

・現代医学に基づいた出産法をとること。
・生まれてすぐに、赤ん坊が新生児室に連れて行かれ、一定期間、そこで過ごすこと。
・生後から3ヶ月間、母親があまり抱いてやらないこと。
・赤ん坊がおなかにいる時、母親が強い肉体的・精神的苦痛を受けていること。
・陣痛促進剤などをもちいていること。
・帝王切開・吸引分娩などで生まれていること。
・陣痛や出産が始まることにより、へその緒からの酸素と血液が途絶え、赤ん坊が酸欠状態になり、死の恐怖を覚えること。
・難産などで、赤ん坊が蘇生処置を受けていること。
・笑気ガスやモルヒネを出産時に用いていること。
・母親の心音を聞かせてやらない形で赤ん坊を抱き続けること。
・母乳をあまり飲ませなかったこと


ということは、現代のほとんどの人は生まれた時点で「バーストラウマ」を背負ってしまうということになります。


傷ついた経験は記憶から忘れてしまっていても、潜在意識には残ってしまうそうです。


この時に出来るトラウマが「自分には価値がない。」「生まれてこないほうが良かったのでは。」という自己否定を潜在意識の深い部分に刻み込むとのこと。


そして、反応的に自分の行動や選択に大きな影響を与えて、その結果、本人が望まない人間関係・健康・お金などの現実的な問題や、精神的な問題となって表面化することがあると考えています。

インナーチャイルド

インナーチャイルドは、乳児期から成人までの期間において、「傷ついた出来事」や「満たされなかった欲求」が主な原因になります。


また、同じような経験であっても、バーストラウマの大きさや性格気質によってインナーチャイルドになる度合いが異なります。


形成要因の代表的な体験は以下のようなものになります。

・家庭内暴力を受けたこと。
・いじめを受けたこと。
・求める形で親からの愛情を得られなかったこと。
・兄弟姉妹の存在により、親の愛情が減ったと感じたこと。
・親などの状況により、家庭が安心していられる場所ではなかったこと。
・自分のペースより、早く成長を求められたこと。
・納得のいかない形での親との別離。
・恒常的に否定されたこと。
・「ダメ」という言葉を頻繁に使われたこと。
・学力=存在価値と刷り込まれたこと。
・存在価値を否定されるような教育を受けたこと。


インナーチャイルドはバーストラウマ以上に主観的要素が強く、量的にも質的にも非常に個人差があります。


例えば、小学生の時にテストの点数が悪く、親から叱られたとしても、大きく傷つく人もいれば、さほど傷つかない人もいます。


ということで、体験の内容というよりは、その体験の捉え方がインナーチャイルドの大きさに影響します。


そして、バーストラウマが大きければ、起きた事象を否定的に捉えやすくなるため、インナーチャイルドは大きくなりやすい傾向があります。


自分の人生が思うようにいかないと感じている場合、バーストラウマと共にインナーチャイルドの影響を大きく受けているかもしれません。


これらのトラウマの影響は、

「抑圧的な言動」、

「自己否定的な思考や発想」、

「不安や怖れの感情」


となって表面化します。

具体的には

「自分には出来ない。」
「今まで経験のないことは不安だ。」
「ミスしたくない。」
「辛いけど我慢して仕事をする。」
「自分の思いや意見を言わない。」
「つい、自分が悪いのではと考えてしまう。」


という発想が自然と出てしまいます。


ですので、自分の望む人生へ変化していくよりも、「傷つかない選択」をしてしまいます。


「嫌われたくない。」という思いや「相手の反応や評価を気にする言動」も同様です。


このような思考や発想、言動は日常的によくあることだと思いますが、そこには「トラウマ」が影響していると考えています。

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