朝、仕事に行きたくない!と感じるのは自然なこと
朝起きて「仕事に行きたくない。」と思ったことは誰にでもあると思います。
毎日そうだという人もいるかもしれませんね。
私もそう思うときはあります。
システムエンジニアの仕事はとても左脳的で、実は不得手なので。(笑)
仕事に行きたくないと思うことは、ダメな社会人・ダメな大人のように感じてしまいがちですが
素直な感性であれば行きたくないと思う方が自然で正常だと感じます。
なので、自分の中で仕事に行きたくない気持ちが出てきたのであれば、受け入れてみましょう。
自分を否定しないで、まずは素直に自分の気持ちを認めることが改善の一歩になりますよ。

仕事に行きたくない理由を考えてみる
朝起きて「仕事に行きたくない。」と思ったのであれば、何か理由があると思います。
この理由を見つけないでそのままにしておくと、「仕事=嫌なこと」が強化されてしまいますので注意が必要です。
個人的には
- 体がしんどい、重い
- 作業がタイトで疲弊するのが嫌
- プログラムが期限までにできるか不安、心配
- 毎日、納期や作業に追われるのが辛い
- 今やっている作業自体がつまらない、楽しくない
- お客さんのパワハラが辛い
- 通勤電車が辛い
- 朝ゆっくり寝たい
という理由が出てきました。
体が疲れているのであれば、休みを取ってゆっくり体を癒やすのが優先だと思います。
日本人は働きすぎ、頑張りすぎなのでしょう。
休みが取りにくい場合は半日休だったり、いつもより始業を遅らせて出勤するのもありだと思います。
疲れているときはネガティブに物事を考えやすくなりますし、働く気力も出にくくなるので、少しでも体を休めて自分を癒やしてあげたいですね。
ただ、休みを取ろうと考えた時に
・上司に怒られるかも、嫌がられるかも
・みんなに迷惑をかけてしまうかもしれない
・怠けていると思われたら評価が下がりそう
という想いが頭をよぎり、罪悪感が出ることがあります。
これらは誰でも避けたい出来事なので、そのために今まで通り頑張って仕事をしてしまいがちです。
そうなると、どんどん仕事に行くのが嫌になってしまいます。
一般的には、会社のためや仕事の責任を果たすために「頑張る習慣」が付いているので仕方がないのかもしれませんが、それよりも自分の体や心、幸せは大事だと思います。
1回きりの自分の人生ですからね。
会社に行きたいくないと感じるときは、無理に頑張りすぎて会社の仕事と自分の幸せのバランスが崩れているのでしょう。
なので、頑張るのはほどほどにして、自分を癒やして、満たして、幸せにしてあげてくださいね。

仕事は辛いもの?楽しいもの?
「仕事」と聞いて、どんなイメージを思い浮かべるでしょうか?
昭和に社会人となった山田純平としては、「仕事は辛く厳しいもの」というイメージですね。(笑)
一般的にも、「会社のために社員は頑張るもの」というイメージが強いように思います。
高度経済成長期の文化が今も続いている感じがしますね。
会社の上役などは年齢的にも「ザ!昭和」世代ですし。
昔はそれでも良かったのかもしれませんが、今の20代、30代は「会社の仕事=人生」という価値観は薄いように思います。
とはいえ、上司からは会社のために頑張るよう指示や教育がされます。
残業や労働時間の法的な規制は整ってきていますが、働く人のメンタルはまだまだ昭和の雰囲気なのかもしれません。
また、子供の頃から頑張ることを美徳とする教育がなされているのも影響が大きいと考えています。
小さな頃に学んだことはずっと覚えているものです。
頑張ること自体は良いと思いますが、あくまで主体性があってのことでしょう。
「自分がやりたいから頑張る。」というスタンスじゃないと、すぐに疲弊してしまいますのでご注意くださいね。(私も注意しないと。。)

仕事をする目的を考えてみる
そもそも何のために仕事をしているのでしょうか?
私の場合は「大学を卒業したら働くもの」くらいの雑な認識でした。(笑)
働き始めてからは自分の仕事が与えられ、その「責任を全うする」ことが目的になっていたように思います。
そして、上司やお客さんに認めてもらうために「評価を得る」ことへと変わっていきました。
ただ、当時にそう思っていた訳ではなく、今振り返ればそうだったという感じです。
そもそも、仕事をする目的をちゃんと考えたことがなかった気がしますね。
なので、この機会に仕事をする目的を考えてみると、会社に行くのが少し楽になるかもしれませんよ。
仕事の目的が、
「お金を稼ぐため」なら効率的に稼げる仕事がいいでしょうし
「出世」が一番優先であれば、そのために効果的な働き方があると思います。
「上司に認められたい」のであれば、その人が認めるポイントを考えれば働き方も変わってくるでしょう。
また、やりたいことをしたいのであれば、今の仕事で楽しい部分を見つけるのもいいですね。
何が目的かは人それぞれで自由だと思います。
ただ、具体的な目的なく仕事をしていると上司やお客さんからの指示や要求、日々のタスクをこなすことに振り回されがちです。
そして、仕事量が多ければその分頑張って対応する毎日になってしまいます。
周りに振り回されやすい生き方になってしまうんですね。
そうならないためにも、自分なりの仕事をする目的を具体的にしてみましょう。
きっと今よりも生きるのが楽になりますよ。

もしお金に不安がなければ、何がしたいですか?
仕事をする目的は「お金を稼ぐため=生きるため」という人も多いのではないでしょうか。
確かにお金は大事ですからね。
そうなると、生きるために辛い仕事をしている感覚になりやすく、人生に喜びや潤いがなくなってしまいます。
そして、自分がやりたいことが分からなくなっていきます。
そんな時は「お金を稼がなくても生きていけるとしたら何がしたいか?」を考えてみるのがオススメです。
リアリティが持ちにくい場合は、毎年1千万円が一生振り込まれるという想定でもいいですね。
親が資産家でお金に不自由しない想定でもいいかもしれません。
想定は自由ですが、お金の心配がない状態で「何がしたいか?」を考えたいところです。
その方が自分の本音が素直に出やすいので、思いつくままに書いていきましょう。
お金の不安や義務や責任は一旦横に置いておいて、小さな子供みたいにシンプルに思ったことを書いてくださいね。
意外な内容が出てくるかもしれませんよ。^_^

小さな一歩を踏み出してみる
書き出したあとは、それを見返してみましょう。
- 南の島でゆっくりしたい。
- 1年中旅をしたい。
- 好きなだけ寝たい。
- 温泉で癒やされたい。
などの癒やされたい内容が多く出てきたら、心身が疲れているのかもしれません。
そんな時は優先的に自分を癒やすために時間を使いたいですね。
まずは、癒やされそうな場所やお店を調べてみるくらいの小さな一歩がオススメです。
いきなり温泉旅行の段取りするのはちょっと面倒だったり、行動するハードルになることがありますのでご注意ください。
また、ゆっくり寝たいのであれば、気が済むまで寝てみましょう。
「休日の時間がもったいない!」という考えが頭をよぎっても、ぐっすり寝ることを優先してくださいね。
疲れている時はまず自分の体や心を癒やして、気力と体力を整えることが大事です。
これらが充実してくれば、楽しいことややりたいことにも意識が向きやすくなりますよ。
毎日がちょっと楽しくなるだけで、「仕事に行くのが嫌だ!」という感覚も薄くなっていくと思います。
人間ってマイナスなことばかりに目がいきがちですが、自分にプラスになることもちゃんと与えていきましょう。

まとめ
忙しい現代人にとって、朝起きて仕事に行きたくないと感じるのは自然な感覚だと思います。
現実と幸せのギャップがある分だけ、仕事に行きたくない感覚が出るのでしょう。
けれど、それを無視してしまうと「仕事なんてやりたくない!」という気持ちが強くなっていき、仕事や人生が辛いものに感じたり、毎日がつまらなくなっていきます。
そうならないためにも、「仕事に行きたくない。」と感じた時は、その理由を具体的に見つめてみると、今の自分が理解できて心が少し楽になります。
嫌なことが明確になったのであれば、それを改善することもできますからね。
現代人はいつも忙しく心身は疲れていることも多いので、いつもより自分を癒やすことやもっと幸せに生きることを意識してみてください。
意識するするだけで、毎日の選択が自分に優しいものに変わってきます。
自分の人生なので、誰だって幸せに生きたいでしょう。
評価や義務や責任。将来への不安があるのが普通でしょうが、自分の幸せのために毎日を過ごしたいですね。
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