自分がやりたいことが全く分からなかった大阪のシステムエンジニア時代
こんにちは、農家de感情カウンセラーの山田純平です。
大阪でシステムエンジニアをしていた時は、毎日夜遅くまで仕事をしていました。
当時は今みたいに残業規制がない時代だったので、朝まで作業することもよくありましたね。
それはそれで頑張っている感じがして嬉しかった時もありました。
社会人になりたての頃は何でも新鮮でポジティブに捉えやすいですね。
体力もあるのでめちゃ頑張れます♪若さは価値だと思います。^_^
ただ、それが続くとどんどんと疲弊して、毎日が辛くつまらないものになってしまうんですね。
毎日やるべき仕事がたくさん与えられるので、自分がやりたいことが分からなくなっていきました。

大人は義務や責任「~やるべきこと」が多すぎる
システムエンジニアをしていると特に感じますが、毎日が忙しい。
残業規制もあるので、朝まで仕事をすることはなくなりましたが、その分仕事の密度が上がっている感じがします。
仕事量はそれほど変わっていないので、仕方がないのでしょうね。
ただ、そうなると毎日の疲労度が上がってきます。
やるべきことに追われて、疲弊している会社員は多いのかもしれません。
生産性向上!品質向上!売上げアップ!!
という指示がくると思えば、ワークライフハッピネスも求められる。
なんとも不一致な感じがしますね。
このワークライフハッピネスも、仕事のストレスを中和するための対策だと思います。
社員の健康のためにウォーキングイベントなどもあったりしますが、これらの誘いを素直に受けてしまうと「やるべきこと」が増えていきます。
あくまで、やりたいからやる。という主体性がないと、心身が疲弊していくのでご注意ください。
仕事でも同じように「やるべきこと」はたくさんあります。
システム設計やプログラム開発だけでなく、打ち合わせや資料作成、スケジュール作成に進捗管理。
おまけに社内のミーティングや改善活動など、やること多過ぎですよね。
全において完璧を求めていたら到底終わりません。
頑張りすぎてしまうと、その分時間や体力を使い自滅してしますよね。
なので、自分に与えられた義務や責任の程度や範囲を客観的に見つめ直すことは大事だと思います。

すべきことが多いとやりたいことが分からなくなる
忙しいとだんだん「自分が何をしたいのか」「どのような人生を生きたいのか」が分からなくなっていきます。
そんなことを考える余裕がなくなっていく。というほうが正しいかもしれませんね。
私がバリバリそうでしたね。朝まで頑張るシステムエンジニアだったので。(笑)
でも、やりたいことは誰の心にも絶対にあると思います。
そこに意識が向いていないだけなのでしょうね。
なので、やってみたいことを考えるといいのですが、なかなか思いつかないこともあります。
実際には「やりたいことが分からない。」ほうが一般的だと思います。
それくらい子供の頃から勉強など「やるべきこと」に縛られて生きてしまうのでしょう。
勉強をしたくないのに無理にさせられた経験は誰にでもあるように思います。
しかも、テストの点数で自分が評価されるので、頑張らざるをえない。
そんなジレンマの中で日々を過ごしていたように感じます。
そして、自分がやりたいことではなく、「何をすればいいのか?」という思考になってしまいます。

やりたい気持ちを大型書店で刺激する
今までお伝えしたような理由で、大人はやりたいことが分からなくなっていることが一般的だと思います。
そんな時に私が活用していたのが、大型書店です!
週末は入り浸っていた時期もありますね。
大型書店には色々なジャンルの本が置いてあります。
普段は興味が沸かない分野のエリアをふらふら歩いてみると、何となく気になる本があったります。
ちょっと気になる程度でOKなので、それを手にとってパラパラ見てみましょう。
心が少しワクワクしてきたら、興味があるのかもしれませんね。
私の場合は、チョコケーキの表紙とレシピが気になりました。
もちろん、ケーキは作ったことないですよ。(笑)
以外な興味が発見できて面白かったですね。
また、建築の本を見て「こんな家に住みたいな~。」と思ったりしていました。
別に建築家になりたい訳ではないですけど、自分の心が少しワクワクしていたので、家や空間が好きなのでしょうね。
というように、なんとなく良いかなという感覚を優先することがポイントです。
頭で考えてしまうと、今までの経験や思考の枠にハマってしまうので注意が必要です。
自分が頭で考えることは過去の経験から学んだことがほとんどです。
だから、「自分がやりたいこと」という未知の世界を発見する時には足を引っ張ってしまいます。
今までの自分の価値感や枠から出れなんですね。
ついつい頭で考えてしまいますが、それがデメリットになることもよくあると思います。
ある意味、良い意味でバカになったほうがいい時もありますよ♪
なので、まずは自分のやりたい心を刺激するために、気軽に大型書店で歩いて見て回ってみましょう。
いい本との出会いや、自分の意外な興味に気づけると思いますよ。

気になったものはチャレンジしてみる
大型書店で自分の「やりたいこと」を刺激してみて、気になるものがあれば試してみましょう。
私の場合はチョコケーキが気になったので、実際に作ってみました。
レシピ通りに作るとそれなりに美味しくできたので、びっくりしました。
準備や材料購入などそれなりに手間がかかりましたが、気になったものを作った満足感がありましたね。
これを極めてみよう!とは思いませんでしたが、たまに作るとちょっと楽しいかも♪と感じました。
まさかの展開でしたね。
費用対効果を考えたらお店で購入するほうがいいのですが、それでは得られない満足感もあります。
「よし、パティシエになろう!」とは思いませんでしたが、心が満たされました。
心がワクワクしているのが印象的でしたね。
ただ、ここまでしなくても、ダイビングが気になったらどこの海に潜ってみたいかを調べてみる程度でOKです。
自分の興味が刺激されれば、調べているうちにワクワクしてきます。
このプロセス自体が楽しみであり、人生を充実したものにしてくれます。
気軽な気持ちでちょっとした「やりたい」興味を試してみましょう。

うまくいかないことから学んでいく
刺激された興味を実際にやってみると、うまくいかないことも起きてきます。
私のチョコケーキはぼちぼちの出来でしたが、沖縄の海を見て回ったときは残念な結果でした。
というのも、ある日、本屋で建築の本に青い海が見える家の写真が載っていました。
わかりやすく「こんなところに住んでみたい!」と思い、沖縄本島の海沿いを車で見て回ったことがあります。
数日に渡って住みたい海を探して回ったのですが、「ここがいい!」と思うところはありませんでした。
しかも、「潮風で肌がベタベタする。」と感じたり、1年中青い空ではないことが分かりました。
有給休暇を使い、旅行の費用もかけて試したのですが、いい場所は見つかりませんでした。
ただ、沖縄の青い空の下、海沿いの家に住むというのは幻想だったと気づくことができました。
実際に行動してみないと分からないことも多いので、うまくいかないことがあるのは前提で楽しんでチャレンジしてみてくださいね。
自分の「やりたいこと」が整理されていくと思いますよ。

まとめ
毎日忙しく仕事をしていると、やりたいことを考えなくなり、分からなくなっていきます。
会社員としての義務や責任はたくさんありますが、過剰に頑張りすぎるのは避けいたですね。
ただ、やりたいことがないという訳ではありません。
それがピンと来なくなっているだけです。
子供の頃のように楽しさや喜びを大切にして生きていれば、自然と湧いてくるのでしょう。
やりたいことが分からない時、人生楽しむ心を刺激するために大型書店は有効だと思います。
自分では選択しないようなジャンルの本がたくさん置いてありますからね。
頭で考えてしまうと、今までの経験から判断してしまいがちです。
それを避けるために無作為に色々なジャンルの本を見て回り、興味や楽しむ心を刺激してみましょう。
無駄や無意味に感じることでも許容して行動してみると、今まで思っても見なかったワクワクに出会えるかもしれませんよ。