【仕事に追われるエンジニア】今の生き方を変えるコツ

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現代人は「やるべきこと」に追われて生きている

こんにちは、農家de感情カウンセラーの山田純平です。

システムエンジニアをしているとよく思いますが、みんな忙しすぎます。(笑)

システム設計やプログラム開発だけでも想定外のことが起こるのでスケジュールを圧迫きます。

サクサク思った通りに進むほうが珍しいかもしれませんね。

それ以外にも会議や社内ミーティング、部下の育成の他にも、研修や面談もあります。

それを全部をちゃんとこなすなんて無理だと思います。

結果、仕事の精度や丁寧さが下がってしまうでしょう。

そこをうまくやっていく人が評価されるかもしれませんね。

しかも、今は残業があまりできない規制もかかり、時間内の作業密度が濃くなっています。

これはこれで結構なストレスだと思います。

働く人のための労働時間の規制が、逆にストレスを増やしてしまうのも残念な事実ですね。

会社員が過剰に頑張ってしまう仕組み

会社員とは会社の要求や都合を引き受ける代わりに毎月給料をいただく仕組みです。

だから、会社から頑張るように教育や指示がされるのは仕方がないことかもしれません。

会社からは前年度よりも売上げアップを求められたり、生産性向上や品質向上が求められます。

数値で基準を決めると分かりやすいメリットがありますが、数字に表せないこともたくさんあると思います。

査定や昇格のために評価基準を決めなければいけないのでしょうが、そのために結果を求めて無理して頑張ることはよくある話かもしれませんね。

そうなると、お客さんへより良いものを提供することよりも会社や上司の評価基準を満たすほうが優先になってしまう感じがします。

会社も社員も毎年、数字的な成長を求められる仕組みが、無理な頑張りを生み出しているのかもしれません。

仕事に追われる原因

このように会社の仕組みとして、社員は頑張らざるをえないのが一般的だと思います。

毎年、社員はより良い結果を求められるのですが、前年以上に義務や責任を求められているとも言えます。

ただ、そこに頑張りすぎて

・不具合は絶対に発生しないようにしなきゃ!
・レビューで指摘がないようにしなきゃ!
・メンバの空きが出ないようにスケジュール管理しなきゃ!

という意識が強いとその分だけ精神的に負荷がかかります。

意外と完璧主義になってしまっていることは多いのかもしれませんね。

何事も100%の結果を求めると毎日を辛くしてしまいます。

スケジュールが調整できれば良いのですが、それが難しい場合は

自分に課しているハードルを下げてみると楽に生きやすくなりますよ。

対処その1:完璧を求めない

完璧主義は過剰な負荷をかけてしまいます。

しかし、自分のこと以外は何が起こるかコントロールできないのも事実です。

なので、完璧主義的な発想は無理があると感じます。

では、どうすればいいのでしょうか?

完璧にしたい想いの裏側を見てみると原因が分かってきます。

完璧に仕事ができれば誰からも指摘されることはないので、傷つかなくて済むんですね。

傷つくのは誰でも嫌ですからね。避けたい気持ちはとても分かります。(笑)

でも、完璧の基準は人それぞれでしょう。

毎回、誰に対しても完璧であることは無理なんですね。

そして、誰かの評価を気にすればするほど、失敗やミスしたくない想いが強くなっていきます。

結果、仕事のストレスが大きくなってしまうんですね。

だから、完璧を求めないで自分のやれることを淡々とこなすのが幸せへの道だと思いますよ。

対処その2:最悪の事態を想定してみる

毎日、仕事に追われるということは自分のキャパをオーバーしている状態です。

1日があっという間に過ぎていく人も多いのではないでしょうか。

指示された、与えられた仕事が多いときはそれを減らしたり、スケジュールを調整したいところですが、なかなか言いにくかったり、難しいと感じてしまうものです。

そんな時は、最悪の事態を考えてみるといいと思います。

仕事がたくさんあり納期の調整をしたいのであれば、

「もし、期限を2日延ばす相談を上司にした場合、最悪どうなるのか?」

を考えてみる訳です。

・会社をクビになることはないと思います。
・降格することもまずないでしょうね。
・今のプロジェクトを外されることも考えにくいと思います。

可能性としては

・あっさり断られる。
・リーダーや上司から「甘えるな!」と怒られる。
・ボーナス査定の評価が下がる。

という感じでしょうか。

断られるだけなら、ダメ元で言ってみるのはありな感じがします。

納期を調整できる可能性が少しはありますからね。

また、「怒られるだけなら言ってみるか。」と割り切るのもありかもしれません。

ボーナスの査定評価が下がることはありえるかもしれませんが、1回くらい納期の相談をしたくらいでは問題ないでしょうね。

というように、実際に起こりそうな最悪の事態を考えてみると、意外と問題ないことが理解できて、自分のことを大切にした行動や選択をしやすくなります。

思い込みで諦めてしまうよりも、より自分の幸せのための選択をしたいですね。

相手の評価を気にしていしまう原因

最悪の事態を考えてみても「やっぱり断られると傷つくし、罪悪感が出る。」のは避けたいことだと思います。

誰でも傷つきたくないですし、自己否定的な気持ちにもなりたくないですからね。

だから、現実的なリスクがあまりなくても自分の意見を抑えてしまったり、自分の幸せにプラスになる選択をしにくいのだと思いまし。

嫌われないこと、傷つかないことが最優先になってしまうんですね。

私が30歳の頃までは、評価を求めたり、傷つかないために無理をして遅くまで働いてしまっていましたね。

そうしてしまう主な原因はインナーチャイルド(幼少期の傷ついた経験)だと考えています。

子供の頃の傷ついた経験が心に蓄積していて、大人になっても「あんな経験はしたくない!」と無意識的に反応してしまうイメージです。

よくあるケースとしては、子供の頃に遅「くまで遊んでいて親に怒られた。」という嫌な経験があったのであれば、その後も誰かに怒られないような行動をしてしまう感じですね。

嫌な経験を避けたいので、「怒られたくない!」気持ちが優先されてしまいます。

だから、大人になっても怒られないように周りの目を気にしてしまうんですね。

私がもろにそのタイプでした。(笑)

だから、いつも人の評価や評判をきにしてしまい、毎日があまり楽しくなかったですね。

そりゃそうですよね。怒られないために過ごす毎日ですから。

この事実に気づいた時は、唖然としました。

「俺の人生って何なの?」と考え込んでしまいましたね。

そこから人の評価を気にしないようにする努力が始まりました。

相手の評価を気にしないコツ

先程も書きましたが、人の評価を求めても相手の基準は同じではありません。

だから、評価される場合もあれば、そうでない場合もあるのが通常です。

評価を追い求めても限界があるんですね。

だから、自分のことは「自分で評価する」のが幸せな選択だと思います。

自分の行動に自分が納得していれば「それでいいじゃん!」という発想です。

もちろん、公序良俗に反することは良くないと思いますよ。(笑)

例えば、今日がプログラムの期限の場合、期限に間に合うように工夫したり努力は大切だと思いますが、頑張っても無理なこともあるでしょう。

そこで頑張りすぎてしまうと、どんどん疲弊してしまいます。

また、上司からも「こいつは頑張る奴」という認識になるとさらに厄介です。

今まで以上に仕事を依頼されやすくなりますからね。

どんどん自分が不幸せになる状況を創っていくことになります。

だから、相手の評価を気にしすぎないで、自分なりのベストを尽くすほうが幸せだと思いますよ。

まとめ

毎日、忙しく仕事に追われている人は多いと感じます。

実際、仕事量がオーバーしていることが通常なのかもしれません。

そんな時は無理しないで仕事の調整をしたいところですが、実際には言いにくいものです。

相手へ反応や評価を気にしてしまったり、できない自分がダメに感じてしまうのはよくあると思います。

そんな時は相手に評価を求めるのはほどほどにして、自分で自分の行動や結果を評価してみてください。

相手の評価基準は人それぞれ。

それを気にしてもキリがありませんからね。

それなら、自分が納得いく仕事ができればいいと思います。

もちろん、無理しすぎてはいけませんよ。

自分の幸せも大切にして仕事と良い距離感を取れるといいですね。

自分の人生なので、少しずつ自分が幸せになる選択を増やしていきましょう。

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